勢い十分の杉山晴調教師が送り込むイクスプロージョン

新潟大賞典2023

[GⅢ新潟大賞典=2023年5月7日(日曜)、新潟競馬場・芝外2000メートル]

 先週の天皇賞・春をジャスティンパレスで制した杉山晴調教師。今週は勢いそのままにGⅢ新潟大賞典へ管理馬のイクスプロージョン(牡5)を送り込む。5日朝は坂路1本(4ハロン71・7秒)の微調整だったが、活気あふれる動きで前走時(日経新春杯13着)とは雰囲気からして違ってきている。

「一から馬をつくり直す感じで中間は障害練習を取り入れたんですけど、これが正解でしたね。悪いところがなくなって稽古の反応、動きの質が格段に良くなりました。昨年の関越Sで高速決着にも対応して勝っているように能力は相当高い。極端に馬場が渋らなければ楽しみです」と杉山晴調教師は一変を示唆する。

 近走の惨敗続きで人気は皆無だけに若き天才調教師の手腕に乗っかってみるのも面白いかもしれない。

著者:東スポ競馬編集部