20年のNHKマイルCを制したラウダシオン(右)

 2020年のGⅠ・NHKマイルCの覇者で、13日のGⅡ京王杯スプリングC(東京芝1400メートル)に出走するラウダシオン(牡6・斉藤崇)が、同レース後にオーストラリアへ移籍することが分かった。現地へ渡った後は競走馬として現役を続行する見通しで、同馬が所属しているシルク・ホースクラブは11日のホームページの更新において、豪州から将来的な種牡馬としてのオファーが届いていることも明かしている。

 斉藤崇調教師は「もともと、種馬になれるようならと考えていましたし、シルクさんと話し合い、探してきてくれました。馬体がすごくいいですし、サンデー(サイレンス)の血も入っている馬ですから。南半球の地でいい子供を残してほしいですね。ラウダシオンの血統が広がっていけばいいなと思っています」と説明した。

著者:東スポ競馬編集部