【オークス】父ハーツクライの血が騒ぐ　ソーダズリングに陣営も期待大「未知の魅力はある馬ですから」

オークス2023

［ＧⅠオークス＝２０２３年５月２１日（日曜）３歳牝、東京競馬場・芝２４００メートル］

　ＧⅡフローラＳ２着からの臨戦となるソーダズリング（音無）は１９日朝、角馬場でじっくりとダクを踏んで調整を終了した。「初めてまたがったときからいい馬だと思いましたし、初戦もゲートが良くなくて直線もスムーズに運べないところがありながらも２着して能力を感じていました」と担当の林助手はキャリア３戦、デビューからわずか３か月で大舞台に駒を進めてきた相棒に目を細める。

「中間は角馬場で折り合い重視の調整をしていますし、他馬に抜かれてもハミをガツンと取るところもなくなっていますね。これなら距離は延びても問題ないですし、前回の輸送も大丈夫でした。ハーツクライ産駒で東京芝２４００メートルは合うイメージ。有力どころと対戦していないのがどうかですが、その分、未知の魅力はある馬ですから」と同助手。２００５年の有馬記念で断然人気のディープインパクトを破り〝番狂わせ〟を起こした父の血に懸ける。

著者：東スポ競馬編集部