ケイアイドリーが初の重賞取りに虎視眈々

北海道スプリントカップ2023

[JpnⅢ北海道スプリントカップ=2023年6月1日(木曜)3歳上、門別競馬場・ダート1200メートル]

 昨暮れからオープン特別を連勝したケイアイドリー(牡6・村山)は、JRA通算7勝の実力馬。交流重賞初参戦の2走前こそひと息だったが、前走の東京スプリント2着と巻き返しに成功した。待望の重賞初Vへの手応えを新谷助手に聞いた。

 ――前走を振り返ってください

 新谷助手 地方交流競走も2度目ということで慣れも見込めたんでしょう。2着でしたが、いい内容で走れていましたし、結果は残してくれましたね。

 ――中間の調整は

 新谷 千二の距離が合っているということで、前走後はこのレースを目標としてきました。中間の追い切りに騎乗したジョッキーも好感触を伝えてくれましたし、状態に関しては申し分ありません。この後は栗東トレセンから一旦、函館競馬場へ移動してレースまでこのまま順調に調整できればいいですね。

 ――レースの見通しを

 新谷 前走はナイター競馬でも普段と変わりない対応をみせてくれました。スピードのある馬ですがハナを切らなくても競馬はできるので、展開にそれほど左右されることなく走れるでしょう。現状での力は発揮してくれると思います。

著者:東スポ競馬編集部