今年の高松宮記念を制したファストフォースが種牡馬入り

 JRAは8日、今年のGⅠ高松宮記念を制したファストフォース(牡7・西村)が同日付けで引退することを発表した。今後は北海道・新ひだか町のアロースタッドで種牡馬になる予定。

 同馬は父ロードカナロア、母ラッシュライフ(その父サクラバクシンオー)の血統。通算成績は25戦4勝、獲得賞金は3億1172万7000円(付加賞含む)。重賞は高松宮記念のほかに、21年のGⅢ・CBC賞を制している。初のGⅠタイトルを奪取した高松宮記念がラストランとなった。父と母の父は日本を代表する快速血統。そのスピードは産駒たちに受け継がれることになる。

著者:東スポ競馬編集部