京都ハイジャンプを制したタガノエスプレッソ(右)

 14日の中京8Rで行われたJ・GⅡ京都ハイジャンプ(4歳上、芝3900メートル)は1番人気のタガノエスプレッソ(牡10・五十嵐)が貫禄の逃げ切り勝ち。好スタートから第1障害飛越後にハナに立つと、そのまま一度も先頭を譲ることなくV。最後に詰め寄られる場面もあったが、地力の違いで押し切った。

 今回が初騎乗だった石神は「積極的にというオーダーだったので、オジュウを振り切って逃げ切り勝ちした時のイメージで。最後に脚が上がって危なかったですがよく粘ってくれました」。自身が騎乗したオジュウチョウサンを3着に負かした2020年のJ・GⅢ京都ジャンプSを脳裏に浮かべながらレースをしたと振り返った。

 管理する五十嵐調教師は「序盤、予想外に離す場面もあったけど、指示通りの競馬をしてくれました。10歳になっても頑張ってくれていますね。とりあえず夏は休ませて、様子を見ながら次を考えます」と満足げに語った。

 歴代の障害重賞通算勝利数トップタイ(21勝)で並んでいた白浜=ホシルミエールVS石神=タガノエスプレッソのバトルでもあった今回のレース。タガノエスプレッソが勝ったことで石神が単独トップに躍り出る22勝目となった。

 また、同騎手は現在実施されている障害重賞10レースのうち、J・GⅢ小倉サマージャンプを除く9レースを制したことになり、完全制覇にリーチをかけた。

著者:東スポ競馬編集部