
3日の新潟1R・2歳未勝利戦(芝1400メートル)は単勝1・5倍の圧倒的1番人気に支持されたハーツクライ産駒ルージュスエルテ(牝・国枝)が2着に5馬身差をつける圧勝で、デビュー2戦目で勝利を収めた。勝ち時計は1分22秒5(良)。
中団から伸びを欠いた前走(7着)とは一転して好発からハナを主張し、楽な手応えのまま直線へ。ムチが数発入ると後続を突き放す一方で楽々と逃げ切った。
ルメールは「いいスピードを出してくれましたね。絶対能力がある馬だと思っていました。上のクラスでもいい結果を出してくれると思います」と高く評価。管理する国枝調教師も「初戦がダメだったからスピードで押して前に行った。やっぱり距離は千四から千六ぐらいじゃないかな」と振り返った。
なお、鞍上のルメールはこの勝利で川田に続くJRA年間100勝を達成。激しいリーディング争いからも目が離せない。
著者:東スポ競馬編集部