阪神ジャンプSを制し障害重賞連勝を果たしたジューンベロシティ
阪神ジャンプSを制し障害重賞連勝を果たしたジューンベロシティ

 16日の阪神8Rに組まれたJ・GⅢ阪神ジャンプS(芝3140メートル)は、1番人気の支持を集めたジューンベロシティ(牡5・武英)が2番手から最終障害を跳んだ後の追い比べて前をかわし、前走(J・GⅢ東京ジャンプS)に続き重賞連勝を飾った。勝ち時計は3分25秒7(良)。2馬身差の2着に逃げたホッコーメヴィウス(セン7・清水久)が粘り、3着にはネビーイーム(牡5・佐々木)が入った。

 連勝をエスコートした西谷は「素晴らしい競馬だった。ゲート内でゴソゴソしていたけど、二の脚でいいポジションが取れた。道中はいつでも動ける感じだった。速いのは分かったいたけど、逃げた馬は速いペースでも逃げ切れる力がある馬なので自分から捕まえに行った。王道の競馬でどこまでやれるかが今日の課題だったけど、まだ5歳でこれからもっとよくなる馬だし、カッコええわ」と独特の表現でパートナーをたたえた。

 今後は、J・GⅡ東京ハイジャンプ(10月15日=東京芝3110メートル)から暮れのJ・GⅠ中山大障害(12月23日=中山芝4100メートル)のローテーションを予定している。

著者:東スポ競馬編集部