セントライト記念2023

[GⅡセントライト記念=2023年9月18日(月曜)3歳、中山・芝外2200メートル、菊花賞トライアル]

 9月3週目の日本スポーツ界の最も大きな出来事は、プロ野球・阪神タイガースのリーグ優勝。14日、地元・甲子園球場で巨人を破ってセリーグの頂点に立った。

 阪神の前回の優勝は2005年。18年の時空をはさんでの悲願達成だけに当時の事象とのリンクが必ず存在するはず…ということで18日のJRA重賞、GⅡセントライト記念の05年を振り返ってみる。

 当時はスーパースター・ディープインパクトが3歳秋を迎え、3冠最終戦・菊花賞を目指していた。そのトライアル第1弾がセントライト記念。ディープインパクトは次週の神戸新聞杯に出走したので、このレースは挑戦者決定戦的立ち位置だったが、結果は8番人気の伏兵キングストレイルが勝って、2着はフサイチアウステル(1番人気)。それぞれ前走は京王杯2歳S(2着)、九州スポーツ杯(1着)と傍流レースだった。

 一方、本来主役になるべきダービー組は4着アドマイヤフジ(3番人気)が4着、5着マイネルレコルト(2番人気)が9着。このように荒れたイメージの決着だったが、厩舎を見ると受け取り方が変わる。藤沢和→池江寿→藤沢和という“ブランド”の並びで、有力厩舎期待の新勢力登場という図式だった。

 で、18年後のセントライト記念に前記の条件を当てはめると…ブランド厩舎で傍流ローテのキングズレイン(手塚厩舎&前走2勝クラスV)が最有力ということになる。ちなみに同馬の馬主は05年優勝キングストレイルと同じサンデーレーシングだ。

 次にダービー上位馬は不利という項目から、同じ手塚厩舎が送り出す主役ソールオリエンス(ダービー2着)は取りこぼして3着? 次位はJRA重賞60勝の友道厩舎所属で秋の飛躍を狙うシャザーンが適当か。

 戻って05年セントライト記念は阪神優勝に貢献した「JFK」のうちの「K」「F」から始まる馬名で決着。転じて23年Vを後押しした投手陣は青柳、岩崎、岩貞、伊藤将、大竹…。というわけで、ア行の3文字「ア」「イ」「オ」が馬名、騎手名に入った6、7、9を相手候補に加えたい(6は前出シャザーン)。

 最後に付け足せば、23年阪神優勝のシンボル的ワードとなった“アレ”から始まる馬名が2頭、月曜(18日)競馬を走る。中山4Rアレグリメと、阪神9Rアレナリア。この2頭で資金を増やしてセントライト記念に突撃というのもありだ。

著者:東スポ競馬編集部