ダービー8着以来の復帰戦となるファントムシーフ
ダービー8着以来の復帰戦となるファントムシーフ

神戸新聞杯2023

[GⅡ神戸新聞杯=2023年9月24日(日曜)3歳、阪神・芝外2400メートル、菊花賞トライアル]

 ファントムシーフ(牡・西村)はGⅠ日本ダービー8着以来の復帰戦。この後に控えているGⅠ菊花賞(10月22日=京都芝外3000メートル)に胸を張って進むためにも、好勝負を演じておきたいところだ。

 梛木助手は「前回も最後は伸びているのですが、瞬発力勝負よりも勝ったとき(共同通信杯)のように好位からスピードに乗せる競馬のほうがいいようですね。中間はゲート練習をしていますよ」と近況を含めて説明する。

 栗東トレセン帰厩後も、しっかりと乗り込みを消化。CWコースでの1週前追いでは6ハロン80・4―11・2秒の好タイムをマークした。春からの大きな馬体の変化こそ見られないが、精神的な落ち着きは増している。

「春先は子供っぽい面が残っていましたが、古馬っぽくなってきました。身体能力に体がついてきましたね。調教ですごくいい動きもしていますから」と同助手は自信の口ぶりで結んだ。

著者:東スポ競馬編集部