最後は鋭い脚で併入したローシャムパーク
最後は鋭い脚で併入したローシャムパーク

オールカマー2023

[GⅡオールカマー=2023年9月24日(日曜)3歳上、中山・芝外2200メートル]

<美浦>ローシャムパークは前走の函館記念でポテンシャルを存分に発揮して重賞初勝利。勢いをつけたい今回は南ウッドで上野(レースはルメール)を背に古馬2勝クラスと併せ馬。道中は馬なりで回るとラスト1ハロンは11・5秒(5ハロン65・7秒)で伸びて脚色優勢で併入。鋭い伸びが好印象だ。

「前走時と比較はできませんが問題なく順調です。先週しっかり時計を出したので今週は負荷をかけつつ整える感じですね。ゴール板を過ぎてもしっかり走れていましたし、万全の状態で競馬に臨めると思います」と上野も順調ぶりを伝えた。

 ウインマリリンは南ウッドでフロムナウオン(3歳1勝クラス)を5馬身追走。松岡を背に7分どころを直線で軽く仕掛けて脚色優勢で併入(6ハロン82・7―11・7秒)した。「前走(札幌記念)は馬場が合わず、体も少し太かった。良化度合いは以前より緩やかだが、今回は使った上積みがあるし、しっかりやって絞れてきた。2年前に勝っているレースで、時計が速くても対応できるはず」と手塚調教師。

著者:東スポ競馬編集部