連勝でサフラン賞を制したスプリングノヴァ
連勝でサフラン賞を制したスプリングノヴァ

 1日の中山8Rで行われたサフラン賞(2歳1勝クラス・牝馬限定=芝外1600メートル)は、5番人気のスプリングノヴァ(鮫島)がゴール前で見事に差し切った。勝ち時計は1分35秒8(良)。2着には1番人気のステレンボッシュ(国枝)、3着には2番人気のテリオスルル(田島)が入った。

 未勝利馬で外枠のレイエルがスタートで外に逃げ、縦長となった馬群の外から猛然と進出。ペースが乱れがちになる中、内で我慢していたスプリングノヴァは、坂の途中から素軽い動きで馬の間をスルスルと伸びた。

 394キロと小柄ながら、馬体を併せることをいとわない走りに、鮫島調教師は「小さいけどいい根性をしているよね」と満足げ。鞍上の菅原明は「外から上がって行く馬がいてペースが落ち着きませんでしたが、いい位置で競馬ができましたし、自分のペースで走れました。小柄ながらよく走ってくれましたね」とパートナーをたたえた。

著者:東スポ競馬編集部