【京都大賞典・耳より】昨年覇者ヴェラアズール今回も勝負になる「（松山騎乗の）最終追いで変わってくれれば」

京都大賞典2023

［ＧⅡ京都大賞典＝２０２３年１０月９日（月曜）３歳上、京都競馬場・芝外２４００メートル］

　ヴェラアズール（牡６・渡辺）は２日に坂路４ハロン５５・８―１３・２秒のタイムを計時。変則の全休日となった３日は、馬房のなかで静かに英気を養っていた。

「まだ動きが少し重たいかなと思いますね。少し体に余裕もありますので。息の入りは問題ありませんよ。今週の最終追いで松山騎手に乗ってもらうので、そのひと追いで変わってくれれば」

　樫原助手が近況を報告する。昨年の同レースの勝ち馬で、ＧⅠジャパンＣの覇者。前走のＧⅠ宝塚記念は８着に終わったが、今度のメンバーなら勝ち負けしても驚けない。

「前回もヘタな競馬はしていませんので。トビが大きいので、京都の外回りコースは合うと思うんです。前回（阪神内回り）と比べれば、コース的に走りやすいと思いますからね」と同助手は締めくくった。

著者：東スポ競馬編集部