ジェラルディーナ(手前)は僚馬に前へ出られてしまったが…
ジェラルディーナ(手前)は僚馬に前へ出られてしまったが…

エリザベス女王杯2023

[GⅠエリザベス女王杯=2023年11月12日(日曜)3歳上牝、京都競馬場・芝外2200メートル] 

<栗東>母は名牝ジェンティルドンナ。生を受けた瞬間から将来を嘱望された才媛ジェラルディーナは昨年の当レースで念願のGⅠタイトルを獲得した。しかし、連覇に挑むまでの過程で新たに勝ち星を積み上げられてはいない。

 オールカマー快勝の勢いを持って臨んだ昨年に対して、今年は同レースで6着止まり。自身の勢いに陰りが見える現況で、新星3歳ほか勢いある馬たちを相手にしなければならないが、果たしてタイトル防衛の行方はいかに!?

 唯一の木曜追い切り。まさに一身に注目を集めた総仕上げはウッドで僚馬セッション(3歳オープン)との併せ馬を敢行した。先行態勢から4コーナーで内を回って差を詰めてきた相手と馬体を併せる形。ゴール板ではクビ差遅れとなったうえに、6ハロン86・3―11・4秒と時計的なアピール度も低いものとなってしまったが…。後ろから馬が来た時の反応を確認することが厩舎サイドの狙い。ノープロブレムとするべきか。「いい雰囲気で放牧先から帰厩し、ここへ向けて順調に調整できていますから」と斉藤崇調教師は余裕の表情を見せていた。

著者:東スポ競馬編集部