ハーツクライ産駒の最終世代ファーヴェントがいざ出世レースへ
ハーツクライ産駒の最終世代ファーヴェントがいざ出世レースへ

 今年も素質馬が揃い注目の一戦となる東京スポーツ杯2歳S。新潟芝1800メートルの新馬戦で、余裕たっぷりに抜け出して最速の上がり33秒4で2馬身差とセンスを感じさせたファーヴェントは、35頭いるハーツクライの最終世代の最初の勝ち馬となった。

 ここまで5頭の産駒が勝ち上がっているが、萩S勝ちのルシフェル、アルテミスS2着のサフィラ、未勝利→1勝Cを連勝したルージュスエルテと、牝馬の活躍馬が目立っている。

 母のトータルヒート(父ストリートクライ)は米国産の外国産馬。ダートの1200〜1400メートル戦で3勝、山城Sなど芝1200〜1400メートルで2勝を挙げ、直線1000メートルのルミエールADで2着と短距離で活躍した。初子のジェネレイトヒートこそ3戦未勝利に終わったが、以後はキャンデセントが現1勝、サーマルソアリングはダート路線に転向してから1勝クラス→2勝クラス→トルマリンSと現在3連勝中だ。

 祖母リーサルヒート(父アンユージュアルヒート)はGⅡハリウッドオークス、GⅢサンタポーラSなど米6勝という活躍馬。こちらも輸入されているが、まだ目立った産駒は出ていない。

 ハーツクライ×ストリートクライは、中央では8頭が出走して7頭が勝ち上がり、4頭が2勝以上という高確率な配合。リヤドダートスプリント3着、ドバイゴールデンシャヒーン4着のチェーンオブラブもこの配合だ。

 ディープインパクトは最終世代から、オーギュストロダン(英愛ダービー、BCターフなどGⅠ5勝)を出したが、ハーツクライの最後の大物候補はこのファーヴェントだろう。

著者:東スポ競馬編集部