イクイノックスはしっかり併入
イクイノックスはしっかり併入

ジャパンカップ2023

[GⅠジャパンカップ=2023年11月26日(日曜)3歳上、東京競馬場・芝2400メートル]

 舘林(美浦南)今年は外国調教馬も地方馬も参戦して〝お祭り感〟は出てきたんだが…。勝負になりそうなのはJRA所属馬だけ。しかも1981年のレース創設以来、初めて関東馬のワンツーもありそうな顔触れだ。

 山河(美浦坂路)まずは普通にイクイノックスですよね。特にプラス要素はなくても現状維持なら、普通に結果はついてくるでしょう。

 舘林 これまで、最もレース間隔が短かったのは皐月賞→ダービーの中5週。今回は中3週になるが1週前にウッド7ハロン97・7秒を叩き出して、日曜(19日)は坂路で4ハロン52・7秒をマークと木村厩舎の〝通常メニュー〟をしっかりと消化してきた。最終追いも楽な手応えからしっかりと併入を決めたように天皇賞・秋の状態をしっかりとキープできている。お前以外の常識的な人間はみんな◎を打つと思うぞ。

 山河 まあ、何が起きるか分からないのが競馬ですから。他の関東馬もイクイノックスが不在なら1番人気になっても不思議がない実績の持ち主です。

良化顕著!タイトルホルダー(右)
良化顕著!タイトルホルダー(右)

 舘林 タイトルホルダーが本当に良くなってるぞ。珍しく2週連続で併せ馬を敢行。そのおかげか、フットワークが実にシャープになってきた。こんなタイトルホルダーを見るのはいつ以来かな? 東京コースへの適性はともかく状態は間違いなく前走以上だ。

 山河 天皇賞・秋を自重したスターズオンアースは取捨が難しい。

 舘林 1週前までは陣営も慎重になっていた感じだったが、今週は角馬場から気合乗りが違ってきたぞ。天皇賞の前は本当にいい仕上がりだったが、それに劣らないレベルにまで持ってきたと判断できる。

 松浪(栗東トラック)ちょっと、ちょっと。イクイノックスの存在は否定しないけど、相手候補筆頭は関西馬でしょ。リバティアイランドは正直、1週前の動きはピンとこなかったけど、今週は本当にすごかった。時計のかかるウッドを馬なりで6ハロン80・7―11・0秒は並の馬では出せない数字。ただ、1週前にビッシリ追って、当週はサラっと調整するのが理想ではあるんだけど…。

 舘林 そのパターンを実践したのがドウデュースってわけか。

 松浪 そうなりますね。今週はポリトラックで流した程度で負荷もかからず、右手前のまま走り切っていたくらい。ただ1週前のウッド3頭併せがド迫力。少しパワー型になってきた感はあるけど、イクイノックス以外とは格が違うかも。

 山河 どれも、そこそこ人気を集めますよね。取って置きの隠し玉を教えてよ、清水クン。

 清水(栗東坂路)本当なら去年の覇者ヴェラアズールを推したいところですが、ハロー明け直後の馬場で一杯に追って12・6秒のフィニッシュはいただけないですね。一方、パンサラッサは楽な手応えでラスト11・8秒。動きは実に元気いっぱいですよ。一般的に遠征帰りの休み明けは敬遠したいですが、動きを見る限り仕上がりに不安はありません。

※11月22日午前9時現在(変更・修正の可能性あり)
※11月22日午前9時現在(変更・修正の可能性あり)

著者:東スポ競馬編集部