イクイノックスと笑顔を見せる阿部助手(左)と楠助手
イクイノックスと笑顔を見せる阿部助手(左)と楠助手

 26日のGⅠジャパンCを6連勝で制した〝世界ナンバーワンホース〟イクイノックスが、一夜明けた27日、馬房で元気な姿を見せた。

 昨夜午後8時ごろに美浦トレセンに帰厩。楠助手は「天皇賞(秋)のあとよりは興奮が収まるのに時間がかかりました。前走時はレース後すぐに〝おなかすいた〟という感じでしたが、今回は食べなくて馬運車でも緊張している様子。こっちについてから急におなかがすいたという感じでした。今日はおだやかに見えます」と話した。

 歴史に残る名レースに、8万人を超える観客が熱狂した。楠助手は「沸きっぱなしでしたよね」と笑顔。レースについては「今回はリバティアイランドというすごい馬もいた。それであれだけの勝ち方をしてくれたのでびっくりですね」と振り返った。

 不安視された〝中3週〟もクリア。その裏にはイクイノックスの成長があった。楠助手は「(中3週は)今回の最大のテーマでした。皐月賞からダービーの調整は難しかったので、それを生かしつつの調整。何より馬がたくましくなっていて、そこまで気持ちがピリピリすることもありませんでした。〝(馬体重が)減っちゃうかな?〟と毎日心配していたんですが、結局プラス体重。あのプラスは馬のたくましさですね」とたたえた。

 レース後には主戦・ルメール騎手が涙ぐむ場面も。「今回は今まで以上にプレッシャーを感じて臨んでいたのかなと感じました。ああいう姿を見るとルメールジョッキーはすごいプレッシャーを抱えていたんだなと。その中であのパフォーマンスを見せてくれた。本当に感謝ですね」と笑顔を見せた。今後は馬の状態を見て、GⅠ有馬記念(12月24日=中山芝内2500メートル)参戦も含め検討される。

著者:東スポ競馬編集部