[GⅠ日本ダービー=2022年5月29日(日曜)3歳、東京競馬場・芝2400メートル]

 先週のオークスは1着スターズオンアースが山元トレーニングセンターとの連携でV奪取。以下、2着スタニングローズ&3着ナミュールがノーザンファームしがらき、4着ピンハイ=チャンピオンヒルズ、5着プレサージュリフト=ノーザンファーム天栄…。前週のヴィクトリアマイルに続いて、〝外厩〟使用馬が掲示板を占拠した。

 クラシックの頂点となる日本ダービーも、「現代競馬」の王道、外厩との連携プレーを完璧にこなした厩舎が勝利に近づくと見たほうが良さそうだ。レース間が短い馬も少なくなく、在厩調整を取る馬が多い今年のメンバー。これらをバッサリ消去してしまえば、正解を出すのはさほど難しくなさそうだ。

 外厩利用馬の中で最もトレセン帰厩が遅かったのはレース約2週間前の5月14日に戻ってきたイクイノックス。東スポ杯2歳S、皐月賞の2戦はともにレース3週以上前に帰厩していたが、今回はレース間が短い中で、最大限、牧場で英気を養うのに時間を費やしたという、いい意味に受け取りたい。

 その証拠に木村調教師は「皐月賞までは、分かりやすく言うと中身が追いつかないというか、ハードワークをするとまだ内臓面がついていけないというか。簡単に言うと追い切るたびに皮膚病が出てきたりとか。それはまだ弱いという証左と自分の中では理解していて。それが、今回に関しては一貫して本当に毛ヅヤがいいですね。それが今回のタームの中で感じているイクイノックスを端的に表せる部分と思います」とデキの良さを力説した。

 どうやら、今週も大外枠からルメールの咆哮が期待できそうだ。

天栄で英気を養ったイクイノックス(右)

【日本ダービー出走馬の外厩利用状況】

1枠1番アスクワイルドモア
在厩調整

1枠2番セイウンハーデス
在厩調整

2枠3番アスクビクターモア
山元トレーニングセンター(宮城県)4月19日〜5月3日

2枠4番マテンロウレオ
在厩調整

3枠5番ピースオブエイト
ノーザンファームしがらき(滋賀県)3月30日〜5月4日

3枠6番プラダリア
在厩調整

4枠7番オニャンコポン
在厩調整

4枠8番ビーアストニッシド
在厩調整

5枠9番ジャスティンパレス
ノーザンファームしがらき(滋賀県)4月19日〜5月7日

5枠10番マテンロウオリオン
在厩調整

6枠11番ジャスティンロック
チャンピオンヒルズ(滋賀県)4月20日〜5月6日

6枠12番ダノンベルーガ
在厩調整

7枠13番ドウデュース
在厩調整

7枠14番デシエルト
ノーザンファームしがらき(滋賀県)4月20日〜5月13日

7枠15番ジオグリフ
ノーザンファーム天栄(福島県)4月20日〜5月11日

8枠16番キラーアビリティ
ノーザンファームしがらき(滋賀県)4月20日〜5月5日

8枠17番ロードレゼル
在厩調整

8枠18番イクイノックス
ノーザンファーム天栄(福島県)4月20日〜5月14日

著者:東スポ競馬編集部