[GⅠ日本ダービー=2022年5月29日(日曜)3歳、東京競馬場・芝2400メートル]

 歴代最多となるダービー7勝を記録し、現在は4連勝中のディープインパクト産駒。ラストクロップとなる現2歳は血統登録数がわずか6頭だけに、実質的には今年がラストチャンスだろう。

 抽選対象だったコマンドライン(結果は除外)を含めると大挙6頭がエントリー。出走馬の約3分の1を占める。実績ではGⅠホープフルSの勝ち馬キラーアビリティが一番だが、皐月賞13着はさすがに負け過ぎか。となると弥生賞ディープインパクト記念を制し、皐月賞5着のアスクビクターモアが大将格となる。

ディープインパクト産駒の大将格・アスクビクターモア

 コントレイル、シャフリヤールと続いた母が米国血統という流れからは外れるが、母カルティカは19年の優勝馬ロジャーバローズの母リトルブックと同じ英国産馬。仏18戦1勝ながら、GⅢフィユドレール賞で3着した実績がある。

 産駒ケマーは英GⅠコロネーションS、仏GⅠロートシルト賞など重賞を4勝した。アスクビクターモアの全兄となるセブンフォールドは6戦して勝てなかったが、大井で2勝して中央再入厩を果たしている。

 祖母ケイマンサンセットは加GⅡカナディアンH3着、英GⅠナッソーS4着。孫のプリティゴージャスは英GⅠフィリーズマイルを制し、20年の欧州2歳牝馬チャンピオンに輝いている。

 アスクビクターモアの母の父となるレインボウクウェストはブラッシンググルームの代表産駒で、種牡馬としても成功。日本ではサクラローレルの父として知られている。凱旋門賞馬だけに2400メートルには強いはずだ。

著者:東スポ競馬編集部