20年プリンシパルSを制したビターエンダー
20年プリンシパルSを制したビターエンダー

 25日の美浦トレセンで痛ましい事故が起きた。2020年のプリンシパルSを制するなど活躍したビターエンダー(牡7・相沢)が運動中にひっくり返って頭部を強打。大量に出血し、そのまま死亡が確認された。

「本当に〝まさか〟だよね。長いこと調教師をやっているけど初めてのケース」と管理する相沢調教師が話したように、よほど運が悪い事故でもあったのだろう。「とにかく馬にもファンにも申し訳ない気持ちです。(2年ほどの休養を余儀なくされた)骨折さえなければもっとやれていた馬。残念です」。

 前日24日に美浦トレセンに帰厩したばかりでの事故だった。ビターエンダーとは〝絶対屈しない人〟という意。その馬名通り、ケガを乗り越えて完全復活を目指していたが…ご冥福を祈りたい。

 27日の東京メインはそのビターエンダーが3年前に出走(6着)したリステッド・白富士S(芝2000メートル)。同じ相沢厩舎から4歳馬グリューネグリーンが出走する。「〝古馬になってからよくなる〟と思っていた馬だからね。今年は飛躍を期待したいところ。前走(福島記念7着)は少しチグハグな競馬になったけど、田辺も楽しみにしているみたいだし、ここで賞金をキッチリと加算したいね」と相沢師の感触も上々。「弔い合戦だね」と厩舎の先輩にささげる白星を願っていた。

著者:東スポ競馬編集部