共同通信杯2024

[GⅢ共同通信杯=2024年2月11日(日曜)東京競馬場、芝1800メートル]

 舘林(美浦南)去年は勝ち馬ファントムシーフこそ無冠に終わったが4着タスティエーラが見事にダービーを制した。出世レースである一方で、完成度も無視できない点が予想を難しくさせている。

 山河(美浦坂路)ただ、今年は19年アドマイヤマーズ(2着)以来となる2歳王者が参戦します。格好の物差しが存在するだけに〝春〟を占う格好の参考レースであることは間違いありません。

 舘林 やはり関東馬の筆頭はショーマンフリートだな。前走のシンザン記念(5着)の時も決して悪く映らなかったが、結果的に休み明けで太かったかも。中間は1週前にしっかり追ってラスト11・4秒と速い時計を叩き出して古馬相手に2馬身先着。最終追いは楽な手応えのままスッと伸びて1馬身先着と明らかに動きにシャープさが出てきた。ひと叩きしての上積みは確かだけに、今回は本領発揮が期待できる。

軽やかなフットワークを披露したショーマンフリート(右)
軽やかなフットワークを披露したショーマンフリート(右)

 山河 ただ、個人的には前回で痛い目に遭っているうえに、引き続きそこそこ人気となると…。もっと穴っぽいところでオススメはないですか?

 舘林 だったらフォスターボンドだな。週刊誌に印はほとんど付いていないが、意外にいい雰囲気だぞ。中間の乗り込みは十分過ぎるほど。今週も鞍上のゴーサインにしっかり反応して先着フィニッシュを決めたように、しっかりした脚さばきが目を引いた。当日も人気薄なら馬券的にも面白そうだ。で、主役の仕上がりはどうなんだ?

 清水(栗東坂路)ジャンタルマンタルですか? 今週の動きを見るまでもなく川田が乗った1週前が馬なりで4ハロン52・4ー11・6秒でしたからね。圧巻のひと言しかありません。

 山河 それだと原稿としてバランスが悪いから、具体的かつ今週の動きもお願いします。

 清水 頭が高くて決してフォームは見栄えしないんですが、とにかく加速スピードが他の馬とは違い過ぎますね。今週もサッと流した程度で11・9秒のフィニッシュ。始動戦から仕上がりに抜かりはありません。

加速スピードが桁違いのジャンタルマンタル
加速スピードが桁違いのジャンタルマンタル

 舘林 ほかもA評価が並んでるが2番手はどれなんだ?

 清水 ミスタージーティーは輸送前でも意欲的に4ハロン52・9秒をマークしました。素直に〝いい馬だな〟って思える走りが好印象です。ほかは輸送を考慮した内容で甲乙を付けがたいのですが…。ウッドの1週前追い切りを合わせた総合評価では6ハロン81・2―11・1秒をマークしていたベラジオボンドがトップです。もちろんエコロヴァルツ、ジャスティンミラノも及第点以上の状態と見ていいでしょう。

※2月7日午前9時現在(変更・修正の可能性あり)
※2月7日午前9時現在(変更・修正の可能性あり)

著者:東スポ競馬編集部