佐賀記念2024

[JpnⅢ佐賀記念=2024年2月12日(月曜)4歳上、佐賀競馬場・ダート2000メートル]

ハイセイコー記念を勝ったマンダリンヒーロー(TCK提供)
ハイセイコー記念を勝ったマンダリンヒーロー(TCK提供)

マンダリンヒーロー(牡4・大井=藤田輝信厩舎)

父シャンハイボビー
母ナムラナデシコ
母の父フジキセキ

 2歳6月に大井1200メートルで9馬身差をつける鮮烈なデビュー勝ち。続く2戦も連勝し、SⅠハイセイコー記念で重賞初挑戦。序盤はスローペースということもあり、向正面から一気に動く競馬となったが、直線に入り2着馬との一騎打ちを制し無傷の4連勝で重賞制覇を果たした。3か月の休養を挟み、3歳シーズンはSⅢ雲取賞から始動。道中はライバルのヒーローコールをマークする競馬で懸命に脚を伸ばし2着と上々の始動戦だった。

 その後、22年度サンタアニタダービーポイントで規定のポイントを獲得し、地方所属馬としては初の米国遠征に挑んだ。1戦目のサンタアニタダービーは勝ち馬にハナ差届かず2着に終わるも、ダート競馬が主流の米国で見せ場たっぷりの走り。続く米クラシック1冠目のケンタッキーダービーは補欠から繰り上がっての参戦。中団追走から伸び負け12着に敗退したが、地方所属馬として歴史に名を刻み多くのファンを沸かせた。

 その後は勝ち切れない競馬が続くも10月の盛岡ダービーGPは、3コーナーから無敗の3冠馬ミックファイアに並びかけ1度は前に出るシーンがあり、同世代の絶対王者を慌てさせる走りを見せつけた。3回連続の2着でも米国遠征を機にその走りにはたくましさが増している。全国を股にかけて活躍している金沢の名手・吉原寛人との2度目のコンビで、08年チャンストウライ以来となるJRA勢撃破といきたい。

著者:東スポ競馬編集部