佐賀記念2024

[JpnⅢ佐賀記念=2024年2月12日(月曜)4歳上、佐賀競馬場・ダート2000メートル]

ヒストリーメイカー(佐賀県競馬組合提供)
ヒストリーメイカー(佐賀県競馬組合提供)

ヒストリーメイカー(牡10・佐賀=手島勝利厩舎)

父エンパイアメーカー
母チヨノドラゴン
母の父バブルガムフェロー

 ドバイワールドカップを制したウシュバテソーロを相手に東京大賞典で0秒3差4着のノットゥルノなど役者が揃っているJRA勢が優位な感じだが、対する地元勢の筆頭は実績からヒストリーメイカーで間違いない。地元佐賀の重賞・中島記念を初制覇したのは記憶に新しく、続く雲仙岳特別を連勝と馬場が重かったりする地元コースでも勝ち切れるようになってきた。他地区では活躍しているが、安定していても地元で勝てていないと言われたヒストリーメイカーに手島勝調教師も困惑していたが…それも師の期待の大きさの表れから。それでも、ここにきて地元戦を連勝中の内容に同師も胸をなでおろしているはずだ。

 今回のメンバーは決して楽ではないが、オープン勝ちを含むJRA4勝の能力からすれば、やれないこともない相手。この中間も引き続き状態は良く、力を発揮できるデキにある。明けて10歳と高齢にはなってきたが、まだまだ衰えは感じさせない。佐賀2000メートルのコースは想像以上に経験がモノをいうコースでもある。

 もう1頭の同厩ブレイブアモーレにも注目したい。前走の雷山賞はあまりの行きっぷりの良さで3角で先頭に立つ積極策に出たが、しまいは脚をなくしてタガノファジョーロの2着に敗れた。手島勝調教師は「前走はあまりの行きっぷりの良さから早めに行ってしまったが、悪くない内容(苦笑い)。ここはメンバーは揃っているが、状態自体は問題ない。強い相手にキャリアを積んでくれれば」とコメントは控えめながらも、3歳馬ながら暮れの中島記念で1番人気を背負った馬。秘めたる能力の底上げがあってもいいはずだ。

著者:東スポ競馬編集部