フェブラリーステークス2024

[GⅠフェブラリーステークス=2024年2月18日(日曜)東京競馬場、ダート1600メートル]

 松浪(栗東トラック)毎年、思うんだけどこのダートGⅠを東京でやる必要はあるのかな? 2015年は関東馬の出走がゼロ。12、14、19年も1頭だけだったし。JBCをやったこともある京都でもいいと思うけど。

 舘林(美浦南)すっかり〝京都府民〟を気取るようになったけど、もともと、府中はお前のホームコースだろ。確かに賞金を持っているベテランが幅を利かすダート路線は関西馬が多数派だが、何げにフェブラリーSは関東馬が3連勝中。今年も少数精鋭のラインナップだ。

 松浪 で、1番手評価は繰り上がり出走のオメガギネスですか。

 舘林 先週が6ハロン81・0―64・7秒の好時計を馬なりでマーク。今週もルメールが持ったままの手応えで追走から、直線は抜群の伸び脚で先着フィニッシュを決めた。調整過程は順調そのものだし、むしろ調教の〝質〟に関しては前走時より上と見ていいだろう。

 松浪 実績的には実際にGⅠ好走がある残り2頭のほうだけど。

 舘林 ウィルソンテソーロは中間の内容が少し軽いのかな、と見ていたんだが…。最終追いは楽な手応えで鋭く伸びて1馬身の先着。一連の調子をしっかりキープしていると見ていいだろう。一方、シャンパンカラーは時計こそ出ているんだが動きはもうひとつ。ダート適性うんぬん以前にデキがまだ本当ではないかもな。で、物量作戦で出る関西馬のデキはどうなんだ?

 松浪 それがコース組となると胸を張って推奨できないんですね。キングズソードは馬の雰囲気はいいけど、もともと調教は地味なタイプ。今回も3歳未勝利馬相手にどうにか併入では〝追い切りジャッジ〟としては辛口になってしまう。ポリトラックのドンフランキーもしまいの伸びは目を引きましたが、あくまで本線は距離ベストのドバイゴールデンシャヒーンでしょう。

圧巻の伸び脚を披露したガイアフォース
圧巻の伸び脚を披露したガイアフォース

 清水(栗東坂路)つまり、関西馬は関西馬でも大将格は坂路組となります。ガイアフォースは現役馬ではナムラクレアに並ぶ攻め駆けタイプです。その点を差し引いても持ったままで11・7秒のフィニッシュは圧巻の伸び脚でした。そのパワフルかつ速力を兼ね備えたフットワークはむしろ東京ダートでこそ生きてくるかもしれません。何より母系は明白にダート向きですから。

猛時計を出したドゥラエレーデだが…
猛時計を出したドゥラエレーデだが…

 舘林 ドゥラエレーデは断然の坂路一番時計の4ハロン49・1秒(次位49・7秒)をマークしてきたな。

 清水 2、3ハロン目(12・0―11・8秒)が速くなったラップ構成を見ると〝出したかった〟のではなく〝出てしまった〟のが真相でしょう。それでも、元気があるからこその好時計は間違いなく、デキに不安はありません。

※2月14日午前9時現在(変更・修正の可能性あり)
※2月14日午前9時現在(変更・修正の可能性あり)

著者:東スポ競馬編集部