中山記念2024

[GⅡ中山記念=2024年2月25日(日曜)中山競馬場、芝内1800メートル]

 舘林(美浦南)サウジアラビアの国際競走でGⅠはダートのサウジカップだけ。フェブラリーSと違って芝路線は〝エース〟がまだ国内に残っているとあり豪華なメンバーが揃ったな。

 山河(美浦坂路)ひと昔前はいかにもなリピーターが幅を利かせていましたが、今年のレベルだと春GⅠの重要なステップレースといえますね。

いきなり楽しみなデキにあるイルーシヴパンサー
いきなり楽しみなデキにあるイルーシヴパンサー

 舘林 うん。各陣営とも、手抜きなしに意欲的に仕上げてきて叩き台感はどれもない。正直、甲乙つけがたい中で1番手評価がイルーシヴパンサーだ。中間から動きの良さが際立っていて7日にはラスト1ハロン10・8秒の好時計をマーク。ひと息入れたリフレッシュ効果が感じられるんだ。最終追いも楽な手応えのままで11・5秒と伸びたように、復帰戦からエンジン全開が期待できる状態に仕上がった。

 山河 ただ去年も8着でしたし、中山だと買いにくいタイプですけど…。中山では実際に皐月賞を勝っているソールオリエンスも今年初戦です。

 舘林 有馬記念の時も決して悪いデキではなかったけどな。今週は3頭併せの真ん中で軽く仕掛けられるとグンと伸びて最先着。これも中間はひと息入れたことがいい方向に出ていると判断できる。本当に良かったころと比べるとどうかだが、しっかり動ける状態に仕上がっていることは確かだ。

 山河 ほかにもA評価がめじろ押しですけど3番手は?

 舘林 ソーヴァリアントだな。近走はなかなかビッシリと仕上げることがなかったが、今週は1週前に6ハロン79・9秒の猛時計をマーク。さすがに直線は脚色が鈍ったが、このひと追いの効果で今週は反応がずいぶんと良くなってきた。実戦でも久々にこの馬らしい走りが期待できそうだ。ラーグルフは前走も仕上がりは悪くなかったが、ひと叩きして気持ちがいい意味で前向きになってきた。ほかにもエエヤン、ヒシイグアス、ボーンディスウェイ、マイネルクリソーラも捨てがたいぞ。

 松浪(栗東トラック)そのあたりはサクッと切ってドーブネを加えないと馬券は当たりませんよ。切れるというより、実にパワフルな走りがここにきて力をつけていることを証明していますね。距離もマイルより本質的にはこれくらいが合っているんじゃないかと。

ド迫力の動きを披露したエルトンバローズ
ド迫力の動きを披露したエルトンバローズ

 清水(栗東坂路)まあまあ、ここは普通にエルトンバローズの独壇場でしょ。1週前のウッドの時点で仕上がっていたようですが、今週もド迫力の追い切りでした。サッと流した程度でラスト11・8秒は並の馬では不可能な芸当です。何のケチもつけられません。

 舘林 そうは言っても、終わってから〝久々が…〟とか言われることもあるからなあ。稼働馬の状態はどうなんだ?

 清水 マテンロウスカイは中2週で再東上ですが、疲れは見られませんね。ラストの伸びはシャープですし好調キープ、もしくは上積みを期待してもいいでしょう。

※2月21日午前9時現在(変更・修正の可能性あり)
※2月21日午前9時現在(変更・修正の可能性あり)

著者:東スポ競馬編集部