日米レジェンド騎手が集結! 左からサンディー・ホーリー氏、土屋薫氏、田原成貴氏
日米レジェンド騎手が集結! 左からサンディー・ホーリー氏、土屋薫氏、田原成貴氏

 元天才ジョッキー田原成貴氏(65)が22日、米国競馬界のレジェンド夫妻と緊急対談を行い、日本時間24日深夜にサウジアラビア・リヤドで行われるGⅠサウジカップ(キングアブドゥルアジーズ競馬場、ダート1800メートル)について熱く語り合った。

 レジェンド夫妻とは、カナダと米国で殿堂入りを果たした元騎手サンディー・ホーリー氏(74)、その妻で80〜90年代に米国で活躍した日本人女性騎手のパイオニア土屋薫さん(66)。昨年初頭、田原氏は競馬関係者を通じて39年ぶりに土屋さんと再会し、その後も親交を深めてきた。2人は現在来日中で、今回は田原氏の呼びかけでジョッキー界の〝日米サミット〟が行われた。

 サウジカップに出走する米国馬は5頭。田原氏が「サンディーさんに単刀直入にお聞きします。ズバリ、5頭の中で選ぶとしたら?」と直撃すると、サンディー氏は「僕が乗りたいのはホワイトアバリオ」と言い切った。米国の最強馬ホワイトアバリオ(牡5=父レースデイ、R・ダトローJr.厩舎)は昨年11月のBCクラシックで勝利。サンディー氏は「ホワイトアバリオは負かすのは難しい」と話した上で「彼はBCクラシックを勝った後、ミスター・ダトローが新しい調教をやって全然違う馬になっている。調教するたびに馬が良くなっている。馬体コンテストがあれば、彼が一番美しい馬でしょう」と語った。

日本勢を迎え撃つ米国最強馬ホワイトアバリオ
日本勢を迎え撃つ米国最強馬ホワイトアバリオ

 では、どんな展開になるか。田原氏が「ホワイトアバリオはどういう戦法を取ると思いますか?」と問うと、サンディー氏は「恐らくBCクラシックと同じような展開を狙うでしょう」と話した。すると田原氏は「スピードがあって、なおかつ粘り強い馬だと思う」と呼応すると、サンディー氏は「ペースにもついていける。スピードがあるので好位置を取れて、トラブルに巻き込まれにくい競馬ができる。先頭集団につけ、そこでリラックスできる。そういう好レースを彼はできる」と語った。

 最後にレジェンドは「ジョッキーとして夢に見るほど乗りたい馬」と絶賛。田原氏は「それを聞けただけで日本の競馬ファンは喜ぶと思います」と笑顔で締めくくった。

著者:東スポ競馬編集部