ハービンジャーの後継を目指す良血ローシャムパーク
ハービンジャーの後継を目指す良血ローシャムパーク

大阪杯2024

[GⅠ大阪杯=2024年3月31日(日曜)阪神競馬場、芝内2000メートル]

 前走のGⅠ香港カップでは8着と敗れたローシャムパークだが、もともと気難しい面があり、初めての海外遠征では仕方がなかった。重賞初挑戦のGⅡセントライト記念で3着と素質の一端は見せていたが、昨年はGⅢ函館記念→GⅡオールカマーを連勝し、飛躍の年となった。ここは改めて狙ってみたい。

 曽祖母が天皇賞・秋、オークスを制し、年度代表馬に輝いたエアグルーヴという名門牝系に属するローシャムパーク。母レネットグルーヴは石打特別など3勝と目立った成績は残せなかったが、父がキングカメハメハ、母がアドマイヤグルーヴの全妹という配合で、2冠馬ドゥラメンテとは同血という超良血となる。

 エアグルーヴは直子からアドマイヤグルーヴ(エリザベス女王杯2回)、フォゲッタブル(ステイヤーズSなど重賞2勝)、ルーラーシップ(香港クイーンエリザベスⅡ世Cなど重賞5勝)、グルヴェイグ(マーメイドS)と4頭もの重賞勝ち馬を送り出したほか、孫の代以降からもジュンライトボルト(チャンピオンズC)、アンドヴァラナウト(ローズS、秋華賞3着)、レッドモンレーヴ(京王杯SC)など絶え間なく活躍馬が出ている。

 ローシャムパークのハービンジャー×キングカメハメハの組み合わせはブラストワンピース(有馬記念)、モズカッチャン(エリザベス女王杯)と同じ。底力があり、成長力に富む血統でもある。

 ブラストワンピース、ペルシアンナイト(マイルCS)とハービンジャー産駒の2頭のGⅠ馬は種牡馬入りすることができなかった。名牝系のローシャムパークにはハービンジャーの後継種牡馬としての期待もかかる。

著者:東スポ競馬編集部