[GⅠ安田記念=2022年6月5日(日曜)3歳上、東京競馬場・芝1600メートル]

目下4連勝中と勢いも申し分ないイルーシヴパンサー(右)

 日本ダービーは後方からレースを進めたドウデュースが、イクイノックスの追撃を抑えて優勝。ハーツクライ産駒としては、14年ワンアンドオンリー以来のダービー2勝目となった。

 安田記念に出走するイルーシヴパンサーも同じハーツクライ産駒。1勝クラスから東京新聞杯まで現在4連勝中で、ハーツクライ産駒らしい成長力を見せている。

 ディープインパクト、キングカメハメハ産駒不在となった20年のセレクトセール(当歳)では、ホウオウリュウセイ(3億8000万円)、ダノンザタイガー(2億7000万円)、シーヴの20(2億1000万円)と高額取引馬のトップ3を独占するほどハーツクライ産駒の価格が高騰したが、イルーシヴパンサーは、19年のセレクトセール(1歳)において、4000万円という今となってはお手頃価格で購入されている。

 母イルーシヴキャット(父キングカメハメハ)は芝とダートの1200メートル戦でそれぞれ1勝。イルーシヴパンサーが初子となる。

 祖母レッドキャット(父ストームキャット)は米5勝で、GⅢジェニーワイリーS3着。産駒ダイレクトキャッチは中日新聞杯、共同通信杯2着、ステラロッサは初富士Sなど5勝し、スプリングSではオルフェーヴルの3着となっている。

 安田記念はハーツクライ産駒としてはジャスタウェイが14年に勝っている。イルーシヴパンサーもジャスタウェイのような大物になれるかどうか、注目の一戦だ。

著者:東スポ競馬編集部