地元川崎のライトウォーリアが頂点取りへ
地元川崎のライトウォーリアが頂点取りへ

川崎記念2024

[JpnI川崎記念=2024年4月3日(水曜)4歳上、川崎競馬場・ダート2100メートル]

ライトウォーリア(牡7・川崎=内田勝義厩舎)

父マジェスティックウォリアー
母スペクトロライト
母の父ディープインパクト

 スタミナとパワーを兼備した地元川崎のライトウォーリア。JRAでデビューし、ダート1800メートルで5勝。オープン昇級後は結果が出なかったが、2022年8月に川崎の内田勝厩舎に転入したことで息を吹き返した。

 転入初戦のSⅢスパーキングサマーC(川崎1600メートル)こそ11着に敗れたものの、距離を延ばしたSⅢ埼玉新聞栄冠賞(浦和2000メートル)を快勝。続くSⅡ勝島王冠(大井1800メートル)で重賞連勝と一躍、南関東中距離路線の主役に躍り出た。

 GⅠ初挑戦となった東京大賞典(大井2000メートル)、昨年のJpnⅠ川崎記念(川崎2100メートル)ともに地方馬最先着となる5着に善戦。その後はダートグレードに再び挑戦するも、JRA勢の牙城を崩すことはできず陣営は再び南関東重賞へ矛先を向けた。2走前には昨年制したSⅡ勝島王冠(大井1800メートル)でタイム差なしの2着と改めて底力を見せれば、前走のSⅢ報知オールスターC(川崎2100メートル)で厳しいラップを踏みながら逃げ切りV。完全復活を印象づけた。父の産駒は長く活躍する傾向がある。この馬もそれを具現化している1頭で、7歳でも活力ある走りをみせられるのは血のなせる業か。

 今年のメンバーでGI級を勝っている馬は2頭のみで、古馬の牡馬混合のGI級を勝っている馬がいない顔ぶれ。それだけに、自分のリズムで運べればチャンスはあってもいいはず。是が非でも逃げたい馬がおらず、楽に前々につけられる可能性は高い。要は自分の競馬がかなうかに尽きる。地方所属馬として2021年カジノフォンテン以来3年ぶりの勝利なるか。川崎を代表する中長距離ランナーが初のJpnⅠタイトルを奪いにいく。

著者:東スポ競馬編集部