実力派の牝馬アイコンテーラーが川崎で輝く
実力派の牝馬アイコンテーラーが川崎で輝く

川崎記念2024

[JpnI川崎記念=2024年4月3日(水曜)4歳上、川崎競馬場・ダート2100メートル]

アイコンテーラー(牝6・栗東=河内洋厩舎)

父ドゥラメンテ
母ボイルトウショウ
母の父ケイムホーム

 昨夏、砂界に突如として現れたJpnIウイナー。2歳11月のデビューからコンスタントに勝ち上がり3歳10月に待望のオープン入り。以後もGⅢ中日新聞杯3着→GⅢ愛知杯2着と芝重賞に手が届くまで来ていたが、昨年8月にダートへ転向。新潟・BSN賞を2番手追走から楽々と抜け出して後続に2馬身差の完勝。いきなりのオープン特別で一発回答を出した。

 続くダート初重賞のシリウスSはメンバー強化の一戦ながら正攻法の競馬。勝負どころでフワッとしてしまい一瞬は手応えが怪しくなったが、4角で先頭に立っての2着。勝ち馬ハギノアレグリアスが強かった一方で、まだ全能力を出し切っていない一戦にも見えた。

 そして真骨頂がJpnI初制覇となった大井・JBCレディスクラシック。前哨戦で好走したアーテルアストレアとグランブリッジを従えて堂々の1番人気。1コーナーでスッと2番手につけると逃げ馬を見ながら余裕の走り。直線入り口では他馬との手応えの差は歴然で、マクってきたテリオスベルを早々に突き放し残り200メートルを残して勝利を確信するワンサイド。この開催から砂を入れ替えての4馬身差は強さはもちろん、パワー兼備を全国にアピールした勝ちっぷりだった。

 チャンピオンズCは外枠もあって大敗を喫したが、今年初戦の仁川Sはトップハンデを背負って格好はつけた3着。レースの選択肢が多かったなかで、中距離にこだわった使いだしも好感が持てる。ドバイワールドカップデーに負傷したルメールから松山に乗り替わりとなるが、JpnIを制したコンビ。57→55キロと好条件が揃ったとあれば、初めての川崎コースも攻略してみせる。

著者:東スポ競馬編集部