[GⅠ安田記念=2022年6月5日(日曜)3歳上、東京競馬場・芝1600メートル]

5連勝でのGⅠ制覇を目指すイルーシヴパンサー

 4連勝でGⅢ東京新聞杯を制し、初のGⅠ制覇を目指すイルーシヴパンサー(牡4・久保田)は4日、美浦南角馬場から坂路(4ハロン65・4―48・8・―33・0―16・8秒)を1本駆け上がった。

 決戦を前日に控え、自ら騎乗して調整した久保田調教師は「もうでき上がっていますね。活気があるしね。クラスが上がってきて4歳になったし、中間はしっかり攻めて、馬もそれに応えてくれました。いい過程で臨めますね」と万全の調整に満足げな表情を見せた。

 さらに同馬の長所に触れ、「上がりは確実に使う馬で、ほぼ東京マイルをピンポイントで狙って使っています。あとは田辺ジョッキーがどう導くか。彼に任せます。切れ味がある馬なので、できれば良馬場がいいですね。ここで秋のことも決まってきますし、面白いメンバーが揃いましたけど、頑張ってほしいですね」と希望を託した。

 これまで東京コースだけでなくマイル戦も〈4・1・0・0〉で、いずれも〝準パーフェクト〟。東京新聞杯で重賞初Vを決めた4歳馬といえば、19年に安田記念を制したインディチャンプが思い出される。同馬とは父こそ違えど、母の父キングカメハメハが共通項。5連勝での〝新マイル王〟襲名が現実味を帯びてきた。

著者:東スポ競馬編集部