鳴尾記念を制したヴェルトライゼンデ

[GⅢ鳴尾記念=2022年6月4日(土曜)3歳上、中京競馬場・芝2000メートル]

 4日、中京競馬場で行われたGⅢ鳴尾記念(3歳上、芝2000メートル)を制したのは2番人気ヴェルトライゼンデ(牡5・池江)。屈腱炎による1年4か月の長期休養明けを問題にせず、自身初となる重賞制覇を飾った。

 直線であっさりと抜け出したシーンは、日本ダービーでコントレイルの3着に奮闘した地力を再認識させた。「久しぶりでも競馬ということが分かっていましたし、直線の手応えも良く、スペースができれば抜けてこれると思っていました。今度はさらに良くなると思いますよ」と騎乗したレーン。

 これが鳴尾記念歴代最多勝を更新する6勝目だった池江調教師は「ゲートを上手に出てくれた。あそこで〝いい勝負になる〟と思いましたね。(自分が管理した)ドリームジャーニーの産駒で勝てたのはうれしいし、牧場がしっかりとリハビリをしてくれたおかげです。脚元のこともあるし、馬の状態を確認してから次走は考えたい」。〝中495日〟というJRA平地重賞最長休み明けV記録(グレード制導入の1984年〜)の陰には関係者の忍耐と努力があったようだ。

著者:東スポ競馬編集部