[GⅠ安田記念=2022年6月5日(日曜)3歳上、東京競馬場・芝1600メートル]

ソングラインのGⅠ初制覇で幕を閉じた安田記念だが…

 明石 ソングラインの勝ち時計は1分32秒3。予想的には対抗→本命で決まって万々歳なんですが…。正直なところ想定よりコンマ5秒以上も遅い時計での決着でした。

 上田 8Rの1勝クラスが1分32秒8だろ? 馬場レベルは悪くないどころかいい部類に入るんだから。レコードに近い時計が出ても不思議はないと思っていただけに、1分32秒すら切れなかったのは大いに不満だよ。

 明石 34秒7→33秒6の前後半3ハロンラップは昨年の34秒9→33秒9とそんなに変わらないんですが…。

 上田 その間の4、5ハロン目が両方12秒0。合計で24秒0ではな。昨年の22秒9(11秒5→11秒4)より1秒以上も遅いじゃないか。

 明石 8Rの1勝クラスでもその区間は23秒2(11秒6→11秒6)ですからね。マイルの頂点を決めるGⅠとは思えない緩み方です。

 上田 この時点ではるか後方に位置していた1番人気のイルーシヴパンサーは厳しくなったな。

 明石 32秒6の最速上がりを使って8着止まりですからね。着差が0秒2だけにあの位置取りが余計に悔やまれます。

 上田 勝ち時計、ラップともに平凡。そう判断せざるを得ないレースで突き抜けられなかったんだから。厳しい言い方になるけど、GⅠはまだ敷居が高かったということだろう。

 明石 ダノンキングリーにグランアレグリア、インディチャンプ。あ、2着だけどアーモンドアイもか。何だか昨年までのメンバーが一段と輝いて見えますね…。

 上田 今日の結果がすべてではないとはいえ、そのあたりのレベルには遠く及ばないのが現実。これはいよいよマイル路線の地盤沈下が心配になってきたぞ。

著者:東スポ競馬編集部