サンデーサイレンスのクロスを持つノースブリッジ

 3勝クラスを2戦で卒業し、オープン入りを果たしたノースブリッジ。ここはセントライト記念10着以来の重賞挑戦となる。

 モーリス産駒でサンデーサイレンスのクロスを有するのはルークズネスト(ファルコンS)、インフィナイト(サウジアラビアRC2着)、カイザーノヴァ(クローバー賞)と同じ。カイザーノヴァとは母系にミスタープロスペクターが入り、マルゼンスキーの血を引くというのも共通する。

 母アメージングムーン(父アドマイヤムーン)は函館の新馬戦で2着すると、2戦目の札幌芝1200メートルの未勝利戦をレコード勝ち。続くファンタジーSでも3着に好走したが、その後は休みがちだったこともあり勝ち星を挙げることはできず、9戦1勝で引退した。

 ノースブリッジの1つ上でロードカナロア産駒となるアメージングサンも同様に、函館の新馬戦2着の後、札幌の未勝利戦で母のレコードを更新して勝ち上がったものの、現状はこの1勝だけにとどまっている。

 祖母ビッグテンビー(父テンビー)は1勝。産駒にスプリンターズSと高松宮記念を制し、最優秀短距離馬に輝いたローレルゲレイロ、きさらぎ賞2着のリキサンマックスがいる。さらに曽祖母モガミヒメの孫には阪神大賞典連覇などGⅡを4勝し、春の天皇賞連続2着に加え、昨年の有馬記念でも2着したディープボンドがいる。

 オーストラリアではノースブリッジと同じモーリスの初年度産駒となるヒトツが、現在GⅠを3連勝中。さらにマズも5月14日に行われたドゥームベン10000でGⅠ初制覇を飾っており、まさに絶好調だ。

著者:東スポ競馬編集部