2着に敗れたダノンザタイガー

 12日に東京競馬場で行われた5Rの2歳新馬戦(芝1800メートル)で、単勝1・4倍の断然人気に推された〝2億7000万円ホース〟ダノンザタイガー(牡・国枝)は、まさかの2着に敗れた。

 川田鞍上で、出遅れ、1000メートル通過63秒3というゆったりしたペースの中、直線では上がり最速の33秒5の末脚で懸命に追い上げるも…。2番手から粘ったブービー人気のオンザブロッサム(牝・大和田)に半馬身およばずの2着という波乱だった。

 レース後に、国枝調教師は「これも競馬。スタートからちょっとのんびりして反応しなかったね。馬も自分でグンと動こうという感じではなかった」と肩を落とした。

 ただ、メンバーで唯一だった上がり33秒台の末脚に超高額馬の片鱗が垣間見えた。国枝師は「最後は反応してくれたけどね。勝てばよかったんだけど」と残念がったが、非凡な才能を持っているのは間違いない。

 ダノンザタイガーは2020年のセレクトセールで2億7000万円(税別)で落札された超高額馬で、父は今年のダービー馬ドウデュースと同じハーツクライ、母は米2歳牝馬チャンピオンのシーズアタイガーという良血。美浦トレセン入厩後の5月中旬から時計を出し始め、格上相手に好時計を連発。活気あふれる動きで話題となり、注目を集めていた。

著者:東スポ競馬編集部