
府中牝馬ステークス2024
[GⅡ府中牝馬ステークス=2024年10月14日(月曜)3歳上・牝、東京競馬場・芝1800メートル]
磨き上げた実力を見せつける。コスタボニータ(牝5・杉山佳)は、昨年の同レースで8着。前走・GⅢ小倉記念(2着)をステップに、2年連続で参戦する。
杉山佳調教師が「前走後は社台ファーム鈴鹿に放牧しました。今年は変則開催で中京での小倉記念だったので、馬の状態を見てもらったんですが、幸い暑さもこたえていない様子ということだったので、その後はここを目標に、逆算して戻ってきました」と中間の調整過程を説明する。
前走は1分56秒5のコースレコード決着。これは、GⅠ馬ジャックドールが保持していた記録を0秒7塗り替える好タイムで、1着のリフレーミングからコンマ1秒のクビ差2着だった同馬も着順以上の走りを見せたと言えるだろう。稍重で1、1、1、3、5着と5戦全てで掲示板を確保するなど、これまでは時計のかかる馬場での好走が目立っていたが、高速馬場に対応できたのも大きな収穫だ。担当の大井助手は「負担重量、牡馬相手、2000メートル、馬場、いろいろ課題があったけど、全てクリアして、こちらが思った以上に頑張ってくれた」と愛馬の健闘をたたえた。
以前はテンションが上がって、メリハリがつきすぎるところがあったが、去年の12月頃から解消されたという。杉山佳調教師は「そういったものがなくなって成績も安定してきた。5歳で完成してきたかな」と目を細める。
全19戦のうち2桁着順は出遅れが響いた22年秋色S(3勝クラス・14着)と2走前のGⅢマーメイドS(10着)のみの堅実派。大井助手は「一戦一戦、こちらが思う通りに仕上がってくれるし、無駄走りもない」と太鼓判を押す。
昨年の同レースはハナに立ったディヴィーナが逃げ切り勝ちを収めた。番手で追走した同馬にとっては厳しい展開だったが、力負けはしていない。小回りのGⅢ福島牝馬Sを勝ってはいるものの、今回の舞台・東京競馬場を含めて左回りは8戦3勝2着2回と好成績を残している。指揮官は「広いコースがダメだと思ったことはありません。それよりも、枠順の並びやメンバー構成ですね。いい枠を引いてスムーズな競馬をしてほしいです」と期待を込めて送り出す。
著者:東スポ競馬編集部


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