ベンヌが先手を取って圧勝した
ベンヌが先手を取って圧勝した

 14日の東京4R・2歳新馬(ダート1400メートル)は田辺騎乗で5番人気のパイロ産駒ベンヌ(牡・久保田)が逃げて後続を突き放し、8馬身差の圧勝劇を演じた。勝ち時計は1分24秒4(良)。

 506キロの大型馬ながら好スタートからハナを主張。前半600メートル35秒1のハイペースを刻みながら、上がりも36秒9でまとめて後続を寄せ付けない完璧な勝利となった。勝ちタイムは良馬場の東京ダート1400メートル新馬戦としては史上最速。時計の出やすい重、不良馬場を加えても歴代2位タイという〝超速〟タイムとなった。

 これには辛口で知られる鞍上の田辺も「まだ新馬で体も大型なので、スタートでどのくらい出るかはやってみないと…という感じでしたが、センス良く出てくれました。後半も自分から伸ばしていく競馬ができて、いい形で勝ち進めました。ハナを切って勝っちゃったので今後経験を積ませたいところはありますが、いいものを持っていますよ」と競馬センスを称賛。

 一方、管理する久保田調教師は「最後も楽にいいラップで上がれていけたかな。距離は少しずつ延ばしていきたいね。次にどういった競馬をするかにはなるけど、時計も良かったし、この先も楽しみです」と期待を寄せた。

 同馬の全兄にはダート短距離で準オープンまで昇級しているナスティウェザー(牡3・加藤征)がいる。圧巻の勝ちっぷりを演じたベンヌにはさらなる活躍が期待できそうだ。

著者:東スポ競馬編集部