8歳馬のハヤヤッコ
8歳馬のハヤヤッコ

アルゼンチン共和国杯

[GⅡアルゼンチン共和国杯=2024年11月3日(日曜)3歳上、東京競馬場・芝2500メートル]

 前日の雨がウソのように晴れわたった日曜の東京競馬場の芝は朝から良馬場スタート。「稍重スタートで午後から良かな…」と想像していた人は驚いただろうが、ホッと胸をなでおろしている〝穴馬陣営〟がいる。トーン急上昇。一発候補になり得る馬を探った。

 まずは52キロの軽ハンデが魅力のタイセイフェリーク(牝4・田中克)。実は、担当の杉浦助手からは「2走前の中京は稍重で何とかこなしてくれたけど、馬場が渋ると良くないタイプ。このメンバーに入っても52キロなら太刀打ちできると思う。とにかくいい馬場で走らせたい」というコメントが出ていた。ムードはいい。

 メイショウブレゲ(牡5・本田)陣営も太陽を歓迎。ゴールドシップ産駒でいかにも悪馬場が向きそうなのに、「頭が高くてピッチ走法でパワータイプなので雨馬場は得意かなと思ったけど、一度道悪で競馬してサッパリだったので雨は良くない」(飯村助手)。回復したとはいえ〝パンパン〟ではない馬場も、速すぎる馬場が苦手なので好材料だろう。

 一方で、「もっと降ってほしかった…」という陣営もあるが、オッズの動きからオイシイ穴馬になる可能性も。例えば、明らかに時計がかかった方がいいタイプである「ヤッコさん」ことハヤヤッコ(牡8・国枝)。稍重以上を想定したファンが多かったのか、前日最終単勝オッズは17・7倍の7番人気と新聞各紙の印以上の支持を集めていたが、良馬場スタートになったことで日曜午前9時30分現在、単勝23・6倍の10番人気になっており、このままいけばさらに人気は下がりそう。ただ、担当の藤井記者からはこんな報告が届いているから軽視は禁物だ。

「最終追い切りは併せ劣勢だったが、稽古駆けしないのはいつものこと。むしろ中間は『喜んで走っている』(国枝調教師)とメンタル面は良好」

 精神面がいい上に、週中の「分析予想」でも触れたように、実は速い上がりにも対応できるのがハヤヤッコ。近5走のうち4走が上がり3位以内で、5走前の中日新聞杯では上がり最速で2着に入っている。オッズが跳ね上がるなら妙味十分だ。

 なお、上記のような記者の「取材メモ」は先週から搭載された「記者メモ」で公開中だ。

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著者:東スポ競馬編集部