タイトルホルダーにはフランスの馬場も合う可能性が

[GⅠ宝塚記念=2022年6月26日(日曜)3歳上、阪神競馬場・芝内2200メートル]

 明石 まずは謝罪から始めましょう。天皇賞(春)の後で思いっきり「中距離だと厳しい」的なことを言ってしまったので…。誠に申し訳ございませんでした!

 上田 ほんとにびっくりしたよ。まさかタイトルホルダーが2200メートルでコースレコードを叩き出すなんて。

 明石 ハナを奪うまでに少々もたつくシーンがあったとはいえ、前半3ハロン33秒9→5ハロン57秒6の通過ラップはパンサラッサにとってのマイペース。ここまではほぼ予想通りの展開でした。

 上田 4ハロン目から9ハロン目までの6ハロンが2ハロンごとの分割で23秒7→24秒0→23秒7だろ? 前にいる馬にとってはかなり厳しい流れだぞ。

 明石 これだけタフな道中ラップを少し離れた2番手で追走していたんですからね。普通なら馬群に沈んでいても不思議じゃないんですが…。

 上田 逆に、ラスト2ハロンを12秒0→12秒4でほとんどラップを落とさずに駆け抜けるとはな。もうスタミナに関しては化け物というしかないだろ。

 明石 速い脚が使えないので秋の府中のGⅠでは厳しい、という考え方は変わらないですけど、持続力優先の阪神や中山ではもはや敵なしと言っていいかもしれませんね。

 上田 確か凱旋門賞に登録してるんだったよな? これだけタフなラップを横綱相撲で押し切れるんだからフランスの馬場も苦にしないだろ。少なくとも、軽い馬場でこそのドウデュースよりもチャンスがあるぞ。

 明石 またすぐにそういうことを言っちゃう…。日本馬の悲願達成の裏でこっそり謝罪するはめになっても知りませんよ。

著者:東スポ競馬編集部