神奈川県内の中堅・中小企業の優れた技術や製品に贈られる「神奈川工業技術開発大賞」がこのほど発表され、南区豊町に事業所を持つ株式会社ユニテックス(小杉恵美代表取締役)が開発したUSB接続が可能な大容量データ保存システムが大賞にえらばれた。

同賞は今年度で37回目。大賞を受賞した製品はUSBLTOデータ保存システム「LT80HUSBLTO8」。(株)ユニテックスは1990年の創業以来、一環してコンピューターの記憶装置を製造している企業。今回受賞した製品は磁気テープを使用した大容量データ記憶装置(LTO)で、世界で初めてUSB接続を可能にした。USB接続を可能にしたことで、簡単で確実にデータが保存できるようになったほか、サーバー駆動に必要なスペースや電力消費量の削減など時代への貢献も期待されている。

表彰式は1月18日(水)、県庁本庁舎で行われる。