相模川ふれあい科学館アクアリウムさがみはら(水郷田名)で3月5日(日)まで、特別企画展「相模のカニ展」が開催されている。

相模湾に生息する世界最大級のカニであるタカアシガニや、沖縄のマングローブ林でよく見られ相模川では2002年に初めて記録されたフタバカクガニ、強靭なハサミが特徴のアミメノコギリガザミなど、相模川に関連するカニを一挙に紹介。相模川や相模湾の、カニの生息環境としての重要性を伝える内容となっている。また、現在は相模川から姿を消したカニや、南方から参入してきた種も展示。カニをめぐる相模川の生態系について詳しく学ぶことができる。

釣り体験も

毎年人気の「釣り体験コーナー」を今回も設置。おもちゃのカニを釣り上げ、「カニさん釣れた」と喜ぶ子どもたちの姿が見られた。

伊藤寿茂副館長は「ここでしか見られないカニがそろっています。この機会にぜひ」と呼びかけている。

問い合わせは同館【電話】042・762・2110(月曜休館)。