母親の約4割が、出産についてモヤモヤや消化不良などの感情がある―。「出産時、当初の予定と異なり、帝王切開になった」「(緊急対応で)心や身体の準備ができなかった」等を感じている人も少なくないという。出産する10組に2組以上が、帝王切開となっている中で、経験者と家族が「あの日のおなかとはなす会」と題した情報交換の交流会を開く。1月28日(土)、本町コミュニティセンターで午前9時30分から11時30分。陣痛からの体験談、父親目線の感想などを話しながら気持ちを共有する。

主催者のひとり、一之瀬幸生さん(三春町在住)は、男性の子育てや働き方改革を進めるNPO法人ファザーリング・ジャパンの一員として、「パパも出産の知識を持とう」をテーマにした活動を展開している。同法人では帝王切開の出産についてのリーフレット=写真=を作成しており、昨年末に公開。横須賀市にも働きかけ、市ホームページの「みんなで子育て!」内でも紹介されている。一之瀬さんは「父親が知識を持ち、出産と産後の生活に主体的に関わることで家族が笑顔になると思う。参考にしてほしい」と話している。

「はなす会」の活動詳細は【URL】https://anohinoonaka.jimdosite.com/