横須賀市立の幼稚園・小学校・中学校・高等学校・ろう学校・養護学校の児童・生徒が授業の中で制作した作品を展示する「児童生徒造形作品展」が横須賀美術館で開かれている。

市教育委員会と市造形教育研究会、同美術館の主催で75回目の開催。市では図工・美術教育の分野で「意欲的な表現や自分らしい工夫のできる子どもたちの育成」を目指して研究を深めており、この作品展は日頃の成果を発表する場として設けられている。

会場では市内計73校の児童・生徒の作品約3000点を展示。各園・校の平面作品は展示室の壁に掲出されており、小学校の立体作品は「きょうしつをかざろう」「はこで3D劇場」「わたしは陶芸家」「糸のこで大変形!」などをテーマに、素材やアイデアに工夫を凝らした作品が並ぶ。

会期は1月30日(月)まで。開館時間は午前10時〜午後6時、入場無料。展示の問い合わせは同館【電話】046・845・1211