小田原市を拠点に活動する中学男子ソフトボールチーム「神奈川オーシャンドッグス」が3月26日(日)〜28日(火)に熊本県益城町で開催される、第19回都道府県対抗全日本大会に県代表として出場する。

小学ソフトボールが盛んだが、中学校に男子の部活動がない小田原・足柄地域。進学後も競技を続けられるようにと同チームは2018年に立ち上げられた。年度によっては、人数不足により大会出場を諦めざるを得ないこともあったというが、「地域に浸透して、人数も増えつつある」と、代表の吉田智久さん。今年は2年生4人、1年生9人が揃い全国大会出場を決めた。

小学生の頃、小田原ハリケーンでプレーしていた露木徳太郎さん(2年・城山中)は、先輩の誘いを受け入部。現在はキャプテンを務める。「このチームではまだ、全国で勝てたことがない。緊張するが、みんなで走り込みをして強くなってきているので、1回でも多く勝てるように頑張りたい」と意気込みを話した。初戦は福井県代表と対戦する。