藤沢、茅ヶ崎、寒川の2市1町を拠点とするバスケットボール男子の「湘南ユナイテッドBC」のシーズン最終戦が8日、秩父宮記念体育館で行われた。クラブ結成初年度の最終戦でファン1千人超が来場。63-88で敗北、シーズン全体でも15勝37敗(勝率2割8分8厘・地区16チーム中13位)に終わったが、試合後にヘッドコーチ、選手全員があいさつ。ファンから声援と拍手が送られた。

湘南ユナイテッドBCは22年9月リーグ初参入。スピード感ある試合運びや青木ブレイク選手やクリストファー・オリビエ選手など2m級の外国人選手の強いインサイドプレー、初参入ならではの貪欲さを武器に勝ち星を目指してきた。

ベルテックス静岡との最終戦は、7日にオリビエ選手がアキレス腱を負傷し欠場に。チーム主軸の1人を失う痛手も、平良彰吾選手の速攻を中心に、得意のスピード感ある試合運びを展開。平良選手が1人で17点、フィリップ・アブ選手も10点を決める活躍を見せ、ブレイク選手やアンドレ・マレー選手の力強いシュートが決まるたびに歓声が上がった。

しかし静岡の得意とする3ポイントシュート、精密な攻めに押され、3クォーターまで劣勢が続く。最終の4クォーターで巻き返しを図るも、地元開催の最終戦を勝利で飾ることはできず、涙をのんだ。

試合後のセレモニーでコーチ、選手陣は揃って地域、ファンへの「感謝」を述べ、深く頭を下げた。堀田剛司ヘッドコーチは「チームにとって成長の1年だった。ビッグになるためこれからも皆さんの力を借りたい」と呼び掛けた。

チームは13日、次シーズンの公式試合参加資格について、条件付き合格を報告した。