市立井土ケ谷小学校5年の大江愛子さんがこのほど、明治安田生命保険相互会社=本社・千代田区=主催の「子どものお絵かきコンテスト」で全国表彰作品に選ばれた。

コンテストは同社が住民に芸術活動を楽しんでもらおうと、2021年から行っているもので、今年で3回目。保険外交員がクライアントの自宅を訪問した際に参加を呼び掛け、約3万点が集まった。未就学児、小学生低学年、小学生高学年、中学生の4部門で5人ずつの20人が入選し、大江さんも選ばれた。

大江さんは友人と行ったミカン狩りの様子を色鉛筆などで表現。ミカンが嫌いだったが、ミカン狩りで食べたものがおいしく、克服できたという良い思い出を連想して描いた。4月8日に保険外交員から表彰状などが手渡され、「まさか自分の絵が選ばれるとは思わなかったのでうれしい」と話した。今後は友人を動物に模したオリジナルキャラクターの創作を進めていきたいという。

同時開催された「大人の塗り絵コンクール」は応募総数5万8045点のうち、2千点が入選。南区を拠点に活動する「ぬり絵アートの会」に所属する和田里枝さんの作品が佳作(70人受賞)に、宮田頼子さん、根本モトエさん、井原フミ子さん、中田絹江さんの作品が特別賞(1900人受賞)に選ばれた。