初夏の風物詩「横浜開港祭」が6月2、3日に臨港パーク=中区=などで行われる。

今回は2019年以来の複数日開催。打ち上げ花火が見られる「ビームスペクタクルinハーバー」は2日午後7時25分から8時の予定で、7時45分ごろから約3千発の花火が打ち上げられる。例年、多くの人が集まることから、主催の横浜開港祭協議会は「ハンマーヘッドや国立大ホール前に設けた有料席の購入を検討してほしい」と呼び掛ける。海岸を清掃して集めた海洋ごみを使い、クジラやカメのオブジェを作る企画などの市民参加型のイベントやM―1王者「ウエストランド」のライブ(3日午後6時30分)もある。

同協議会の中村晃大会長(横浜青年会議所理事長)は「多くの市民と手を携えて、地域ににぎわいを生み出したい」と話す。問い合わせは同実行委員会【電話】045・212・5511。