店舗で提供

相模大野の飲食店「すし魚菜かつまさ」は今月中旬から、茨城県坂東市の「中田農園」で生産された米を使った日本酒の提供を始めた。

中田農園は店主の中田克己さんの親族が営んでおり、およそ800反(約80ヘクタール)の田畑で米や小麦、蕎麦粉などを生産している。今年、市や農協の依頼もあり初めて日本酒を作ることに。使う米は山田錦で精米歩合は40%。茨城県筑西市内で醸造され、5月に入り「すっきり、香り高い」純米大吟醸酒が届けられた。

「初めてのことで不安だったが、できて良かった。味も良かった」と中田さん。自身の店舗で「ふるさとの味」を提供できることを喜んでいる。