相洋高校の男子ソフトボール部が4月に開催された県大会で準優勝を果たし、2年連続で関東大会進出を決めた。

昨年、6対7で初戦敗退となった関東大会。キャッチャーとして出場し、僅差で負けた悔しさを味わった小川龍星(りゅうき)さん(3年)は今年、キャプテンとしてチームを率いて県大会に臨んだ。

練習で培った打撃力で得点を重ね、順調にトーナメントを勝ち進んだ相洋。上位4チームによる総当たりの決勝リーグでは、昨年の関東大会優勝校、光明学園相模原高校と対戦した。全国レベルの強豪相手に3対10で敗れたが、決勝リーグを2勝1敗で終え、関東への出場権を獲得した。

関東大会は6月3日(土)と4日(日)、小田原市を会場に開催される。相洋は初戦で白鷗大学足利高校(栃木県)と当たる。酒匂川スポーツ広場で、きょう午前11時に試合開始。顧問の谷藤圭悟教諭は「初回に点を取られないように気を付けて、大きなミスをしなければ勝ち進めることができるチーム」と期待を寄せる。小川さんは「これまで初戦を突破できていない。まずは1勝が目標」と昨年の悔しさを晴らすべく、今大会への意気込みを語った。