写真館・セントラルスタジオ=馬場5の22の14=は6月15日から24日の間、捨てられない写真を募集する。風景や人物などが映った写真はもちろん、いわゆる「心霊写真」といった類も受け付ける。集まった写真は6月28日に川崎市の養周院で焚き上げられ、供養される。

昨年は1万5千枚

この写真供養は、以前から石川県で行われていたもので、2020年から川崎写真師会でも実施しており、昨年は約1万5千枚の写真、100冊を超えるアルバムが集まった。

県内約50店舗が所属する神奈川県写真師会では、昨年から所属写真館への実施を公式に呼びかけ。セントラルスタジオも企画に賛同し、写真募集を行った。

同館代表の藤井大輔さんは「思い入れのある写真はなかなか捨てられず、困っている人は多いと思った」とし、「地元の写真館として、新生児写真から遺影まで撮影させていただいている。責任を持って取り扱います」と話す。

対象となるのは紙焼きの写真。データやフイルム、額縁などは対象外。事前連絡の上、セントラルスタジオまで持参するか、郵送で送る。A4サイズ以下50枚までは無料(追加50枚につき千円、アルバムは1冊千円)。予約、問い合わせは同館【電話】045・582・0512。